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 クレジットカード会社の儲けの仕組み

クレジットカードは、1回払いで支払いを済ませば、カード会員が利息を払うことはありません。いつも1回払いで買物をしていれば、よけいな利息は払わなくて済みます。利用した金額よりも多くカード会社に支払わなければいけないのは、分割払いやリボ払いなどの時です。

なのでカード会社としては出来るだけ分割払いやリボ払いで会員にカードを利用してもらい利息収入を少しでも得たいのが本音だと思います。それを決定づけるのが請求書の案内に

「支払いをラクにするために1回払いをリボに変更しましょう」
「ただいまリボ払いキャンペーン実地中!」


などとこんな案内がよく入っています。なんとかリボ払いに変更してもらい利息を得ようと必死です。最近では、リボ払い専用のカードなども発行されています。

じゃあ1回払いでしか買物をしない会員からはカード会社は利益を得られないのか?
と思うかもしれません。しかしそんなことはありません。

分割払いで発生する利息以外に、クレジットカードの年会費がカード会社の収入となります。

年会費は1000円前後の一般カードから、俗にいうブラックカードで有名なアメックスのセンチュリオンの場合は16万円とカードの種類によってさまざまです。

ちなみにセゾンカードのIR情報(投資家向けの情報)には、《セゾン》アメリカン・エキスプレス・カードの会員が50万人を突破したと記載がありました。このカードの年会費は3150円なので、単純計算 3150×50万で約15億円の収益が《セゾン》アメリカン・エキスプレス・カードだけで上がる計算になります。

じゃあ年会費無料のカードはどうなるの?と思った方はスルドイつっこみです(笑)。
ここからが本題となります。カード会社が1回払いでも利益を得ることができる仕組みです。

クレジットカード決済の流れ
1.あなたが10500円一回払いにより、クレジットカードで時計を買いました。

2.するとクレジットカード会社が、あなたのかわりに時計屋さんに10500円を払ってくれます。

3.クレジットカード会社は時計屋さんから手数料を受け取ります。

4.後日、あなたはカード会社に10500円を返済します。

5.カード会社は、返済額の10500円と時計屋さんからの手数料を得ることになります。

あなたから10500円を返済してもうことにより±0になります。そして時計屋さんからの手数料(3〜5%)が収益になります。

このような仕組みのため1回払いでもカード会社は利益を得ることが出来ます。カード会社の収益は、分割払いやリボ払いの利息、年会費、販売店からの手数料で成り立っています。

販売店はカード払いをされるのと現金払いをされるのでは、現金払いをしてくれた方が余計な手数料を払うこともないので儲けになります。

レジにカード払いは3000円以上からでお願いしますという貼り紙がしてある店や、カード払いの場合は表示より5%上乗せになりますという表示がしてあるのを見たことはありませんか?

これは以上のような理由からです。しかし手数料は販売店が支払うものであり会員に支払わせるのは原則違反です。

このようなことをした場合はカード加盟店契約を打ち切るとまでいうカード会社もあります。


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