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クレジットカード会社から身におぼえのない請求が来るというケースは、ニュースなどでも報道されることがあるので、どんなものかご存知の方が多いと思います。
よくあるのが、スキをついてカードリーダーで磁気情報を読み取り、その情報を元に偽造カードを作るというパターンです。
カード会員は、手元からカードがなくなるわけでもないので分かりませんが、こうなったら盗まれたも同然です。自分と同じ磁気情報を持ったカードが偽造されるからです。
次の請求書が届いて、身に覚えのないカード利用歴を見ることにより、初めてトラブルに気が付きます。
このようなトラブルに遭ったら、それ以上悪用されないためにカード会社に連絡をして自分のカードをストップしてもらうことが必要です。カード偽造ですので警察にも連絡する必要があります。
その後、カード会社がカードが悪用された加盟店で伝票のサインとカード会員のサインが一致するかなどの確認をしいろいろ調べた上で、悪用されたことが分かれば、カード会員はその分の支払いをする必要がなくなります。
▼ 明細書の記載に注意
過去に私も身に覚えがない請求が来てビックリしたことがあります。金額も万単位でした。これは絶対におかしいと思い、早速カードの利用履歴をチェックしました。
私はカードを利用すると、それがいくらであってもレシートを保管し手帳にも何月何日にいくら使ったかチェックをしています。
そしてカード会社から請求がきて、支払いが済んだ段階でレシートを捨てるようにしています。そうすれば、仮に加盟店からの請求が遅い場合でも
「いまごろ請求が来たのか。」
と何ヶ月も前の請求が来ても慌てずにすむからです。
その要領で身に覚えがない万単位の請求をチェックしていくと、金額が一致しているレシートを見つけました。明らかに自分自身でカードを利用していました。
自分が使ったのに、なぜ身に覚えがない請求と勘違いしてしまったのかというと、レシートに記載される店舗名と、カード会社から来る明細書に記載されている店舗名があまりに違いすぎたからです。
レシートはカタカナで記載されていますが、カード会社の明細書には聞いたこともないような漢字名で請求が来ていました。これでは一瞬とまどってしまいます。
他にも、ボーリング場でカードを使ったのに請求時には○○ゴルフと記載があったこともあります。
レシートに記載される店舗名と、カード会社から来る明細書に記載されている店舗名が違うというパターンは経験者の方は結構多く自分の身のまわりにもいました。
もしかしたらあなたも経験済みではないですか(笑)?
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