スロットマシン

スロットマシン

スロットマシンは、絵柄が書かれたリールを回転させ、停止した時の絵柄の組み合わせで得喪が決定します。

ごく初期のスロットマシンは、現在のようにゲーム結果の判定と払い戻しを自動的に行う構造になっておらず、当たりの目が出たときは、オペレーターが景品を手渡す必要がありました。

自動判定及び自動払い戻しを備えたスロットマシンが誕生したのは、1898年。

リバティ・ベルというスロットマシンがチャールズ・フェイによって発明されました。

使用されていた絵柄は、ベル、星、ハート、スペード、ダイヤモンド、蹄鉄の6種類。

鋳鉄製の3リール内蔵のスロットマシンは、コインを入れてレバー1つで動くごくシンプルなものでしたが、サンフランシスコのサルーンに設置し売り上げを折半する方法で大成功を収めます。

その後、デザインも進歩し続け、マルチラインスロットやビデオスロット、ポーカースロットなど、様々な種類が開発されました。

また、時に何億円もの大当たりが出ることで有名なプログレッシブジャックポットなども登場しています。

プログレッシブジャックポットは、誰かが負けた賭け金の一定の割合が、特定の当たり役の配当に一気に加算され賞金が増加するため、高額賞金が当たる仕組みになっています。

プログレッシブジャックポットにも、さまざまなのタイプがあります。

「スタンドアロン」- 設置されたマシン単体で賞金が積み上げられるタイプ。

「リンクド・プログレッシブ」- 単一カジノ内の同種マシンで一つのプログレッシブジャックポットを共有するタイプ。

「ワイドエリア・プログレッシブ」- 複数のカジノを跨ぐ同種マシンで一つのプログレッシブジャックポットを共有するタイプ。

「ミステリー・ジャックポット」 - リンクド・プログレッシブの変形で、ゲームの結果に関係なく、誰にどんなタイミングで当たるかわからないタイプ。

プログレッシブジャックポットは、一気に何億円もの賞金が当たることもあり、スロットマシンのないカジノは存在しないと言ってもいいほど、スロットはカジノの人気ゲームとなっています。
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