ピンク・パンサーの息子

中東の国ルガシュの王女ヤスミンが父国王と滞在中のニースのリゾートで誘拐された。

フランス大統領直々の命令で捜査に向かったパリ警察のドレフュス警視は地元署のジャック・ガンブレリ巡査と偶然知り合う。

この巡査こそドレフュスとは因縁深い10年前に死亡したとされるジャック・クルーゾー元主任警部の息子だった。

ジャックは母親マリア・ガンブレリがクルーゾーと吹雪に閉じ込められた時に出来た子で、ジャックは父の事を知らされずクルーゾーも息子の存在を知らなかったという。

しかしジャックにとって伝説の名警部クルーゾーはあこがれの存在であった。

たまたま拉致された王女を目撃して一目惚れしたジャックだが、その為に誘拐団一味に命を狙われる。

そのジャックの巻き添えを受けて爆弾で負傷し入院したドレフュスの脳裏には、クルーゾーに悩まされ続けた過去の悪夢が蘇えるが、マリアには好印象を持つ。

ジャックは医者と間違えられ、一味に拉致され殺されかけて九死に一生を得る。

ドレフュスのアドバイスを受けマリアはジャックに父親が名警部クルーゾーであった事を告げる。

そしてドレフュスはジャックに王女の捜査を命じた。

思わぬ事実を知り、また大任を得て勇みたったジャックは捜査にとりかかる。

まずパリに向かい、父の親友ボールズ博士に会って変装道具を手に入れた。

更に父宅の元使用人で捜査の助手を努めた事もあるケイトーに会って助手として雇い入れ、王女救出の為ルガシュへと向かった。



TOPページ
(C)ピンクパンサー
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送