ピンクの豹

ピンクの豹【DVD】
監督:Blake Edwards
音楽:ヘンリー・マンシーニ
キャスト:David Niven / Peter Sellers / Claudia Cardinale / Capucine / Robert Wagner / Brenda De Banzie / Colin Gordon / John Le Mesurier

中東某国の王女・ダーラは母国の革命から逃れ、イタリアのスキーリゾート、コルティーナ・ダンペッツォに身を寄せている。

王女は内部にピンクの豹が浮かび上がるというダイヤモンド「ピンク・パンサー」を所有していたが、革命政府からはダイヤの返還を求められていた。

そのダイヤを狙ってイギリス貴族のチャールズ・リットン卿が王女に接近。

リットンは手下に王女の愛犬をさらわせ、それを追跡したための怪我を装って王女の同情と信頼を得た。

やがて王女はリットンに恋愛感情をも持つようになる。

一方、ファントム逮捕に執念を燃やすパリ警察のクルーゾー警部はファントム出現を予想し、愛妻シモーヌを伴ってコルティーナを訪れた。

しかし、実はシモーヌはリットンの愛人で、クルーゾーの捜査方針はリットンに筒抜けであった。

そこにリットンの甥で、アメリカに留学していたジョージも現れる。

叔父が怪盗ファントムである事も、シモーヌが叔父の愛人である事も知らないジョージはシモーヌに夢中になる。

白銀のリゾートからローマへ、恋とダイヤの争奪戦が繰り広げられる。

ファントムの正体がリットンと確信したクルーゾーは王女にそれを告げ、ローマの王女邸で行われる仮装パーティーの夜にファントムを待ち構える。

リットンとジョージはそれぞれダイヤを狙い忍び込むが、ダイヤは王女により隠されていた。

市街でのカーチェイスの末にリットン卿とジョージは逮捕され、裁判にかけられる事となった。

クルーゾーは2人の有罪を確信し、自信満々であった。

シモーヌは王女を訪ね、リットンらを救うよう懇願する。リットンへの思いを断ち難い王女の発案により、シモーヌはクルーゾーのポケットにダイヤを忍ばせた。

裁判が開廷され、被告側の弁護人からクルーゾーこそファントムではないかとの疑義が示される。

思わぬ追求に狼狽したクルーゾーはポケットからハンカチを取り出そうとして、ダイヤを一緒に引っ張り出してしまった。

ダイヤを隠し持っていた事にされたクルーゾーはファントムの正体として逮捕されてしまう。

無実となって釈放されたリットンが、やがてファントムとして活動を再開すればクルーゾーの無実は証明される。

それまでは囚われの身となるクルーゾーは最初は必死に無実を主張するが、ファントムの人気は凄まじく、法廷には女性ファンが押し掛ける。

満更でもないクルーゾーは、ついつい自分がファントムであるかのような発言をしてしまうのであった。



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